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医薬翻訳のビーアイシー スタッフダイアリー

こんにちは。バイオサイエンス・医薬専門の翻訳会社 ビーアイシーのスタッフが社内のできごと・オフィス周辺のことなど、日常をつづります。

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臨床道化師 -CLINICLOWN-

こんにちは。医薬翻訳のビーアイシーです。

すっかりご無沙汰してしまいました・・・。
震災から早くも2ヵ月。あっという間に感じているのはきっと私だけではないでしょう。
日々、さまざまな分野で復興に向けての努力が続けられていますが、
これからも長い目で考えていかなくてはならないと思います。

さて、被災地に関するこんなニュースがありました(5月18日、産経ニュースより)。

「心底、笑って元気を 子供支援、臨床道化師が活躍」

・・・日本クリニクラウン協会が「臨床道化師(クリニクラウン)」と呼ばれる人々を、
寄付金をもとに無償で被災地に派遣しているそうです。
臨床道化師たちは宮城県内の病院を訪問し、入院している子供たちに笑顔を与えているとのことです。

臨床道化師という存在がいるのですね。
「臨床=clinic」と「道化師=clown」の造語で、
日本国内では唯一、大阪に「日本クリニクラウン協会」というNPO団体があるそうです。
詳しくはリンクをご覧いただければと思いますが、
臨床道化師になるには子どもの心理、疾患、保健衛生の基礎知識、医療者との
関わり方等を学び、認定試験に合格することが必要です。
訪問に関するガイドラインもあり、近年では医療行為として認められてきています。

日本クリニクラウン協会では、子供の成長に欠かせない3つの要素、
1. 想像力を刺激する「遊び」
2. 自主性、能動性を育む「発見」
3. 家族や友達、学校など「社会的環境」
これらの充実を目指しているとのこと。

確かに長期入院となると子供たちは接する人も限られてきますし、
毎日が単調なものになってしまいますよね。
臨床道化師は子供たちの病状ではなく、「こどもらしい側面」と関わっていきます。
親とも医師とも違う、安心して遊べる相手なんですね。
衛生面・安全面を考慮して派手なメイクや衣装はないけれど、赤鼻が臨床道化師の証です。

道化師といえば、様々な感情を表現しながら自分で自分を笑い、人から笑われる、
そして笑顔の裏に涙も同居している、そんな存在ですよね。
決して上から他者を見ることはありません。
臨床道化師は、病院へ「自由な存在」、「スーパーなこども」としてやってきて、
病院内での一般的な立場・役割を自由自在に変えてしまいます。
子供たちは、たとえば臨床道化師と医師のやりとりを見ることで医師の意外な一面を
みつけたり、臨床道化師と遊んだり会話したりすることで自分たちの中の知らなかった役割に気付いたりするのだそうです。

子供たちにとってはきっと訪問が楽しみでしかたないのではと思います。
入院生活も明るいものになるでしょうね。
想像するだけでこちらもなんとなく笑顔になってしまいます。


・・・被災地の様子を伝えるニュースでは、子供たちの笑顔や笑い声は本当に救いであり宝物だと感じます。
これから先、日本をつくっていくのはまぎれもなく今いる子供たち。
子供たちの心身の傷が少しでも早く癒され、たくさんの笑顔になれる体験をかさねていってくれるよう願ってやみません。


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